はじめに
MOM Desktopアプリケーションには、自動更新機能が用意されています。サーバーにこのアプリケーションの新しいバージョンがインストールされると、Desktopユーティリティは自動的に更新をダウンロードし、ユーザーに更新をインストールするかを確認します。更新のインストールが選択されると、最新バージョンのDesktopアプリケーションをマシンにインストールします。
MOM のいずれの画面でも、ツールバーの右側に表示されるSASロゴをクリックすると、SAS MOMの情報画面が表示されます。
図1
インストール方法
初めてMOM Desktopをインストールする場合は、‘MOM Desktop のインストール’ボタンをクリックし、‘はい’ をクリックします。 すでにマシンにインストールしている場合は、‘MOM Desktop のアップグレード’ボタンが、インストール済みバージョンと使用可能なバージョンともに表示されます。マシンにインストールされているバージョンとサーバーバージョンが同じ場合は、‘MOM Desktop の起動’ボタンが表示されます。
アップグレード中、MOM Desktop (図2)が表示され、インストール済みバージョンとインストールされるバージョンが表示されます。‘簡易オプション’をクリックすると、さらに2つのボタンが表示されます。‘アンインストール’ボタンはマシンからアプリケーションを削除します。‘すぐに実行’ボタンはマシンにすでにインストールされているバージョンを実行します。

図2
プリファレンス
インストール後、ログイン、パスワード、サーバー、テナントなどのプリファレンスの詳細を指定します。プリファレンスを保存します(図3)。Desktopのカタログ化のユーザープリファレンスは、オプションでキャッシュされるようになりました。

図3 プリファレンスの保存後、システムに存在するジョブのリストを含むMOM Desktop画面が表示されます。
‘再同期’ボタン(図4)をクリックすることで、DAMに新しく作成されたセクションとファセットがDesktopに反映されているかを確認できます。

図4
ジョブの新規作成
ジョブを新規作成するには、‘ジョブの新規作成’ボタンをクリックします(図4)。ジョブ名を入力します(図5)。

図5
元のファイルとして、複数のファイルをドラッグアンドドロップできます。‘プレビューの追加’ボタンと‘サムネイルの追加’ボタンをクリックすると、複数のファイルを選択しドロップして、プレビューとサムネイルをそれぞれ得られます。プレビューファイルとサムネイルファイルには、プレビューとサムネイルの拡張子が付けられた元のファイルと同じ名前が与えらえます。 これらのファイルは、自動的に元のファイルと関連付けられます。
ビジネス情報セクションにてアセットのファセットシリーズを選択して追加するには、‘追加’ボタンをクリックします。詳細を入力し、‘データの保存’ボタンをクリックしてファセットシリーズを保存します。
ターゲット場所を選択するには、‘選択’ボタンをクリックします。既存のセクションを含むポップアップが表示されます。 既存のセクションから選択することも、セクションを新規作成することもできます。セクションを新規作成するには、既存のボルト/セクションを選択して、‘セクションの作成’ボタンをクリックします(図6)。 セクション名を入力し、完了ボタンをクリックします(図7)です。ネストした階層を作成するには、Vault\Section1\Section2\Section3のように名前をバックスラッシュで区切って指定します。
セクションの新規作成
図6

図7
すべてのファイルがドロップされると、ジョブを保存して後で編集するために‘保存’ボタンをクリックしたたり、ジョブをカタログ化に送信するために‘送信’ボタンをクリックしたりできます(図5)。
ジョブがDesktopアプリケーションからカタログ化に送信されると、DAMアプリケーションのCatalogerジョブステータス画面と同期したカタログ化のステータスが示されます。ジョブリストには、ジョブのカタログ化の処理に合わせて、リリース済み、進行中、完了、キャンセル済み、エラー状態にあるのかが示されます。
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